「私の頭の中の消しゴム」という映画から、お気に入りのワンシーン。
ペン描きの段階では、ふたりの人物の、しかもかなりアップの場面ということで、「線」を多く描き込みました。明るさの変化の分かれ目や、稜線を意識的に線で描き出したのです。これがなければ、アップの人物の肌はのっぺりとメリハリのないものになってしまうことを予想し、それを防ぎたいという思いからでした。
が、下絵の@の段階では、ちょっとだけ後悔しました。かなり線も目立ち、ちょっと「気持ち悪い」くらいの感じになってしまっていたからです。しかし、A〜Bと進むにつれ線の強さもほどよく消え、少しずつ収まっていったように感じます。
着色については、
画面が暗く沈まないように、そして濁らないように、ということを意識しました。











